アトピーを馬油で治療する?

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最近では、馬油でアトピーを治療するという方法が行われているようです。馬油とは、馬の脂肪から採取した脂です。人間の体内の脂の成分と、よく似ているという特徴があります。この馬油がアトピーに効くとは、どういった事でしょう。

ここで、まず、「治療」という言葉がアトピーを完治するという意味ではないことを知っておく必要があります。ご存知のとおり、アトピーを完治させることは、現代科学では出来ません。ですから、さまざまな民間アトピー治療も、サプリメントも、化学療法と同様で、「アトピー自体を治療するのではなく、アトピーの症状を緩和させる」に過ぎないということは理解しておくべきです。

では、具体的に、馬油がどんな効果を持つのかというと、抗菌作用があるというのが、アトピー治療に用いられる理由の一つです。ご存知のように、アトピーの傷口は清潔に保ち、殺菌することが重要ですから、馬油を塗ることで殺菌効果を期待するというものです。

更に、馬油は人の脂と性質が似ていて、その上、人間の体温で溶けるため、患部に塗ると、溶けてすぐに内部まで浸透していきます。この油膜によって、外部と遮断されるため、新たな菌の増殖も抑えられるはずなのです。

また、馬油には、血行を良くする効果があるため、体内の免疫力を高めるといわれています。免疫力が高まれば、自然治癒力も高まると考えられているんですね。但し、アレルギーは免疫の過剰反応とも言われているため、そういう観点で言えば、免疫を高める=症状を悪化させるという考え方もあり、賛否両論に分かれています。



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